考え方の問題

妻から聞いた話。

なんだか教訓っぽい内容を含んでいました。

男性から、好みではないプレゼントをサプライズでもらったらどのようにするか。

A:写真撮ってすぐに見積もり出したよ！開けただけなのに半分しか査定つかなくてショック！

B:サプライズは嫌だって言ってるんだから、私だったら怒っちゃうな！

C:私だったら、将来の投資だと割り切って毎日喜んで(いるふうに)毎日つけるよ！

人生うまくいくのはCさんの考え方な気がする。

祖父についての回想

先日、祖父が亡くなった。

96歳だった。

ここ数年はデイサービスに通っており、昨年末からは病院と介護施設に預けられていたため、殆ど私との交流は無かった。また、病院に面会に行っても、私が誰だか認識していないようだった。

　年齢と入院した時の状態を考えるといつ亡くなってもおかしくないくらいであり、さらに担当医師より「あと1週間以内に亡くなるでしょう」と3週間前に言われていたこともあり、心の準備はある程度はできていた。

　コロナ流行のこのご時世に対応した、比較的簡素な形でお通夜とお葬式はあっさりと終わった。

　相続や弔問客の対応に忙しい両親とは異なり、いつもと変わらない日常が再開されたのだが・・悲しい、とは異なる、どこか空虚な感じがする。

　その穴を埋めるためだろうか、ここ数日は祖父の痕跡探しを行なっている。googleフォトでは私の子供の写真が圧倒的に多く、祖父が写っている写真は圧倒的に少ない。私の結婚式、祖母が亡くなった後の会食、携帯電話の交換について行った時、入院時、デイサービスで撮ってもらった写真。

このブログでは、祖父に関する記事が2本あった。祖父の携帯電話を交換しに行った時の話。デイサービスを利用し始めた時の話。正直、書いたことすら忘れていたけれど、読み返してみるとものすごく懐かしく感じる。

　しばらく痕跡探しは続きそうな気がしているが、その分祖父の存在は私にとって大きかったのかなと思う。

保守的

20年近く前のこと、大学の英語の授業で指名された人が音読をするということがあった。

僕の近くの席の子が、conservativeの読み方が分からないと言うので、コンサーバティブだよと教えてあげた。

しかし、その子はなんとコンサベイティブと発音した。

折角教えたのに、僕はなぜそんなことをするのか理解できなかった。

時は流れて。

　僕は獣医師になってから今に至るまで、様々な新しい薬の情報に触れてきた。定番になったものもあるし、そうでないものもある。メーカーさんの資料はいいことばかり書いてあって、発売後想定外のことが起こることは珍しくなかった。

　新しい薬をすぐに患者に投与するかどうかは先生によって随分違って、個人輸入して国内発売前から使う先生がいるかと思えば、発売後何年か経って初めて使う先生もいる。

　前者の意見としては良いものはどんどん使うべしであり、治験の内容を信頼できるならなるほど尤もな意見である。後者の意見は実症例でのケースレポートや副作用報告が出揃ってからでも遅くはないというものであり、これはこれで大切な考え方であると思う。投与後に副作用が出たら？効果が無かったら？犬の薬だが猫には使えるのか？併用禁忌は？新しい薬であればあるほど情報は少ない。海のものとも山のものともわからないし、メーカーが嘘をついているかもしれない(あんまりないと思いますが・・)。一方で、自分で使い慣れている薬であれば対処はしやすいし、情報も多い。

　現代ではprogressiveであることが評価されがちだが、このようなconservativeな姿勢を忘れてはいけないと思う。

　(大学時代のあの子もある意味conservativeだったのかな・・自分の経験を重視したという意味において。)

　

卓球レポートと私

なんだか感想文コンクールの題名みたいである。

診察の合間にネットで息抜きをしていたら、

「卓球レポート休刊」とのニュースが飛び込んできた。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/16/news082.html

僕は中学生の時卓球部で、自分のお小遣いで卓球レポートを買っていた。

当時の価格は200円かそれぐらいで、子供にも買えるような値段だった。

バックナンバーを5-6冊、部活用のリュックサックに詰めて朝早く学校に行き、

練習の合間に読んだりしていた。

（僕自身は卓球の腕前は全く大したことなくて、大会でも大体１－２回戦で

負けてばかりでしたが・・・）

当時はワルドナーが強かったり、劉国梁の裏面打法に衝撃を受けたり。

国内だと松下選手がブンデスリーガに参戦していたような。

これらのニュースはすべて卓レポからでしたが、今のご時世あらゆるニュースは

ネットで十分なのでしょうね・・・

紙媒体が無くなってしまうのは寂しいですが、

オンライン版で続けていただけるということで応援したいです。

キジが出る

ここ最近家の周りの畑でキジを見かける。

なんか変な鳥いるなと思い近づくと、

B(bird)ダッシュで逃げて行く。

余裕が無いと、ちょっとだけ飛んで逃げる。

お前飛べるやないかいと突っ込みたくなる。

そんなキジですが、鳴き声がデカイ。

ケーッッ！！

って感じで、それはそれはうるさく鳴く。

なるほどこりゃ諺にあるように撃たれても納得するレベル。

昔の人は良く言ったもんです。

〇〇ックマ

1 次女(2歳半)にクマのぬいぐるみを買った。

足裏がラメになっているキラキラのクマだ。

長女と取り合いの喧嘩をするのでもう一つ買うことにした。

トイザらスのサイトで探す。

なんて名前だったかな・・

確かラメックマだったような。

↑違いました。キラキラクマさんでした。

2 次女はクマのぬいぐるみを気に入りすぎて、どこにいくにも離さない。

ご飯中にも抱えていたのだが、それはなんとかバンボに着席させることで納得してもらった。

外に行くときも一緒。

寝るときも一緒。

当然、汚れるし臭くなる。

ボロっクマ、クサっクマである。

洗濯をして外に吊るして干しておくと、

指差して取ってくれと言ってくる。

まだ乾いてないんだけどな・・

3仕方ないので、全く同じクマを買うことにした。

影武者クマさん、略称カゲックマである。

古い方と比べると毛が立っていて、艶がある。

影武者なのに元祖よりも目立っている。

洗濯の間だけすり替えて見た。

全く気づかなかった。

影としての役目は果たせたようだ。

おうまさん

近所に馬がいる。

体格は普通の馬より小ぶりで、色は何毛というのかは分からないが白っぽい毛にグレーの皮膚である。

そこは元々乗馬クラブだったのだが、

今はやめてしまったようで、

馬は1頭しかいない。

最初のうちは馬場に出ていたが、

ここのところ厩舎にずっといる。

普段は窓から顔を出していないが、

子どもと一緒に「おうまさーん」と呼ぶと

必ず外を見てくる。

多分つまらないんだろうと勝手に想像している。

自販機とカエル

病院前の自販機にカエルがいた。

1匹いただけなら殊更書くことも無いのだが、

10匹はいる。

たくさんいるだけでなく、お釣りのレバーに

かなり密集している。

購買意欲が無くなる事必至である。

目ざとい近所の方がFacebookにその様子をアップしていいねが集まっているのを発見してしまった。

いいねって・・

絶対良く無いでしょ!

観察していると、カエルはどうやら光におびき寄せられた虫を食べに来ているらしい。

それがわかったところで対処のしようもないですが・・

FIV、FeLVの罹患と寿命について

今年（てかもう去年）も動臨検に参加できず、抄録が郵送されてきました。

ぱらぱらと流し読みする中で、面白いなと思ったタイトル。
「鳥取県中西部におけるFIV/FeLV陽性猫の死亡年齢」

死亡原因の分かった猫696頭（！）について調べたようです。

結論だけから書くと、生存期間はそれぞれ
FeLV陽性単独猫（中央値3歳）

蛇管ホルダーを作成

だいぶ久しぶりの更新となりました。

麻酔中、気管チューブと蛇管が抜けないようにする
蛇管ホルダーという製品があります。

参考リンク
https://www.acoma.com/shop/products/list.php?category_id=88
http://vet.feed.jp/product/500142830.html

構造としては、手術台へ固定するCクランプ、フレキシブルアーム、
蛇管を支える支持部からなります。

以前よりすこしだけ欲しかったのですが、これは自作できるんじゃないか
と思い買うのをためらっていました。
ただ、同様のフレキシブルアームが見つからず、時が過ぎ去っていました・・・

思いだした頃に、アームの素材を探すため、検索ワードを変え、
何度も検索しましたが、なかなか見つからない。
フレキシブル　アーム→金属製のものか、PC用のアームがヒット
蛇管　アーム　→製品がヒット
等々・・・
　
ところが先日、これは水道用のアームということを知りました。
フレキシブルパイプという名前らしいのです。

早速部品を手に入れ、作成。
アームが短いため、水道用パイプで延長。


立派なものができました。

節約できたお金　少し
手に入れた満足感　プライスレス

そんな気分です。