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祖父についての回想 [生活]

先日、祖父が亡くなった。
96歳だった。
ここ数年はデイサービスに通っており、昨年末からは病院と介護施設に預けられていたため、殆ど私との交流は無かった。また、病院に面会に行っても、私が誰だか認識していないようだった。
 年齢と入院した時の状態を考えるといつ亡くなってもおかしくないくらいであり、さらに担当医師より「あと1週間以内に亡くなるでしょう」と3週間前に言われていたこともあり、心の準備はある程度はできていた。
 コロナ流行のこのご時世に対応した、比較的簡素な形でお通夜とお葬式はあっさりと終わった。
 相続や弔問客の対応に忙しい両親とは異なり、いつもと変わらない日常が再開されたのだが・・悲しい、とは異なる、どこか空虚な感じがする。
 その穴を埋めるためだろうか、ここ数日は祖父の痕跡探しを行なっている。googleフォトでは私の子供の写真が圧倒的に多く、祖父が写っている写真は圧倒的に少ない。私の結婚式、祖母が亡くなった後の会食、携帯電話の交換について行った時、入院時、デイサービスで撮ってもらった写真。
このブログでは、祖父に関する記事が2本あった。祖父の携帯電話を交換しに行った時の話。デイサービスを利用し始めた時の話。正直、書いたことすら忘れていたけれど、読み返してみるとものすごく懐かしく感じる。
 しばらく痕跡探しは続きそうな気がしているが、その分祖父の存在は私にとって大きかったのかなと思う。

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